今回は、1日1時間のZ2トレーニングを続けたことによる得られた成果をお話しします。
そもそも1日1時間のZ2トレーニングに意味があるのか
その答えは、意味あります。です。
まずは私自身の2年間のデータをご覧ください。
このデータは、2022年1月~3月、2023年1月~3月、2024年1月~3月の3つの期間のパワー/心拍数を比較しています。
※丸1年ずつでデータ比較していない理由は、丸1年ずつだと、年終盤の記録が翌年序盤の記録と近くなり、変化が分かりづらいからです。
データを見ていただければハッキリと分かると思いますが、年を重ねるにつれて150W~270W付近の心拍数が下がっています。
つまり、同じパワーでも心拍的に楽に乗れるようになっています。
これで1日1時間のZ2トレーニングでも効果があることを感じていただけたと思います。
ここからは、私がどのようにZ2トレーニングに取り組んでいたかを紹介していきます。
私のZ2トレーニングの定番は、ZwiftでRoad to Skyのルートを選んで走ることです。
Road to Skyのルートには、Alpe de Zwiftという山岳セグメントがあり、pwr3.0倍付近で走るとちょうど1時間くらいで走り切ることができます。ウォーミングアップ区間も10分程あってZ2トレーニングにちょうどよいルートかと思います。
登り切るのに1時間以上かかってしまう方は、無理に登り切る必要はありません。
Alpe de Zwiftには21か所のセクションがあります。ちょうど1時間くらいでたどり着けるセクションを目標に走りましょう。
Z2トレーニングは1週間のトレーニング計画にも組み込みやすいです。
私は、VO2maxや無酸素といった高強度トレーニングやSST系の中強度トレーニングの前後に組み込んで、1週間の間に疲労を溜めすぎないようにトレーニングをしています。
私が実際に行っている例を挙げると
月曜日(平日) Z2トレーニング(Zwift)
火曜日(平日) VO2maxトレーニング(Zwift)
木曜日(平日) Z2トレーニング(Zwift)
土曜日(平日) Z2トレーニング(Zwift)
こんな感じです。
Z2トレーニングの注意点ですが、
Z2トレーニングだけではFTP自体はアップしません。なので私は週1回は、高強度トレーニングと中強度トレーニングを取り組んでいます。
Z2トレーニングを全く行ってきていない方は、1か月ほど継続してトレーニングすると明らかに体力がついていることが普段の生活でも実感することができるようになると思います。疲れにくくなったなあと感じられるはずです。
1日1時間のZ2トレーニングでも効果が無いことはないので、少しでも楽に速く長く走れるようになりたい方はぜひ参考にして取り組んでみてください。
今回は、これで終わりになります。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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